裏を返すについての解説【風俗業界の用語集】
裏を返すとは、一回入ったお客さんが再び本指名して、リピーターになってくれることです。
この言葉は、古くから使われていた言葉が定着したものです。
昔の吉原の遊郭には厳しいルールがありました。
それは、一度指名した遊女を変えてはいけないというもので、もし指名を変えるようなら遊女に対して相応する金額を支払わなければならないというものです。
当時の遊郭は、指名されると遊女の名が書かれた木札を裏返していました。
そこから「裏を返す」という言葉が定着したようです。
また裏を返さないのは江戸っ子の恥と呼ばれるほど、裏を返すのがステータスとされていました。
裏を返すことが、高級な遊郭の価値を高めていたことも分かります。
反対に裏を返さないのは、一回目のお客さんから選ばれないことです。
裏を返すという言葉は、現在本指名やリピートという呼び方をします。
お店によって本指名が多いとボーナスを出す店舗が多く、一回指名につき獲得できる金額を増やしてくれる場合もあります。
裏を返した分だけ収入が増えるので、安定して稼ぎたい場合は裏を返してくれる常連を増やすことを目標にすると良いでしょう。
手抜きの接客では裏を返してもらえないので、お客さんと親しくなるためにも裏を返してもらえるようなテクニックを身に付けましょう。
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