編集部ブログ

福岡市の元デリバリーヘルス嬢E子さんを実売十万部超を誇る有名風俗作家がお話を伺ってきた。

今回登場の女の子は福岡市で以前お世話になった方が経営するデリバリーヘルスMに所属する、E子さん(当時24歳)である。
この日ボクが宿泊していたJR博多駅近くのビジネスホテルのロビーで待ち合わせをしていたのだが、ボクはヒヤヒヤしながら彼女の到着を待ちわびていた。
というのも彼女はこの日お昼の仕事で熊本市まで出向いており、18時までに戻ることができなければこの日の取材はキャンセルし、夜のお仕事に直接向かうことになっていたのだ。
時刻は17時30分、ブラインド越しに夕日が差し込むロビーで『間に合ってくれ』と祈りながら黄昏れていると、小柄で丸顔のとても可愛い女性が息を切らしながらホテルへ駆け込んできた。
もしやと思い声を掛けるとやはり今回の主役E子さん。ボクらは場所を
変えてお話を伺うことにした。

 

–いやぁ、こんな可愛い女性に出会えるなんて、涙がでるくらい嬉しいですよ(笑)。

「じゃあハンカチ出しておきますよ(笑)」

 

彼女のお昼の仕事柄、こちらが振ったセリフに対してとても軽快に予期せぬトークを返してくる。
しばし雑談を交わす中で、彼女の話術のレベルにボクは驚きを感じていた。


–お昼の仕事はイベントコンパニオンをしてるそうですね。

「はい。今日も熊本であったイベントでMC(マスター オブ セレモニー=司会のこと)をしてからこちらへ向かいました。」

–イベントコンパニオンってMCとかをする仕事だったの?

「それだけじゃなくて、販促イベントなどのブースで商品の説明をしたり、物販をしたりということもやります。普段は福岡市内が多いですけど、今日は熊本へ。遠くは広島県の福山市まで出向いたこともあります。」

–福山はボクの地元のすぐ近くですよ。

「あと以前は福岡市内のコミュニティFM局(現在は閉局、同地に現在開局している局とは無関係)」の深夜番組で、週替りでアシスタントMCもしていました。」


当時この番組はある情報サイトからもインターネット配信され、彼女が出演する番組を何度か聴いたことがあった。
凄いことに彼女は自らがデリバリーヘルス嬢であることを公言して出演していた。


「それこそ普通のFMのラジオ局なので、『こんなとこ来てていいのかな!?』って感じでお話をしていましたね(苦笑)」

–それでE子さんのデリ嬢歴はどれくらいですか?

「始めて1年半を少し超えました。今のお店に来て1年です。こちらへは紹介で入ったんですけど、『すごくいいよ』って聞いたんです」

–それはどういう点が?

「女の子同士がすごく仲良くて働きやすいよとか、お店のスタッフが女の子のことをよく考えてくれてるとか、そういう店が一番働きやすいじゃないですか。ただでさえ仕事的に不安になったり嫌になったりすることがあるので、そういうときにお店の人がどれだけ女の子のことを考えてくれるのかって重要だと思います。そんな話を聞いて『そりゃあいいな!!』と思ったんです。」

–そういう意味で前のお店よりは条件が良かったんだ。

「そうですね。って、前のお店の人に私がこんなこと言ってたって聞かれたら、怒られるかもしれないけど(笑)」

–最初に風俗の世界に入った理由は?

「やりたいことがあったんですよ。あえて何かは言いませんけど、そのためにまずお金を貯めたかったんですよ。普通に正社員で働いてたことがあるんですけど、ボーナスとかか全然出ない会社だったんです。お金を貯めたいのになかなか貯まらなかったんです。まずお金を貯める。そしてやりたいことのためのお金を貯める。それを両方同時にやらなきゃいけなかった。自分の夢に早く近づきたかったし。そういうことでこの世界に足を踏み入れました。」

–最初のお店をどうやって見つけました?

「一番最初にお店を選ぶときは、雑誌とかインターネットとかでチェックしてましたね。初めてのときはそういう仕事をやってる友達とかも全くいないので、自分で情報を収集する手段は雑誌かネットになりますよね。それを一生懸命片っ端から見て。」

–見た雑誌は求人誌? それとも一般の風俗誌??

「両方見ましたね。」

–求人誌は女の子でも比較的手に取りやすいようにいろんな場所に置かれているけど、風俗誌を手にとってレジへ行くのは抵抗ありませんでしたか?

「最初は飲み屋さんの情報も載ってるような総合求人誌を見たんですけど、飲み屋さんの情報が欲しくて買う男性もいるじゃないですか。それで持ってる人のをチラって見せてもらって、何気なく『へ~』って。自分が働くような素振りを見せないで、『こんないっぱいあるんだね~』って言いながら、何気なく見てるようなフリをして実際はしっかりとチェックするんです(笑)。ある程度お店を記憶しておいて、あとはインターネットでバ~っと見るんですよ。流石に買いに行く勇気はありませんでした。」

–お仕事の内容については、そのときに理解できてた?

「インターネットで情報を見てたら、だいたいどういうことをするんだってことはわかってきましたけど、書かれてる内容の中には風俗的な用語ってあるじゃないですか。『なんだそれは!?』って思いましたけど、大まかなことは理解して面接に行きましたね。」

–実際に入ってみて、思ってたこととのギャップはありました?

「そうですね。頭の中で思ってることとは絶対に違う部分ってあるし、今までやったことないようなこともするわけですから、それはありましたね。」

–確かに風俗入る前に恋人とシックスナインとかやってたよって女の子は少数派でしょうからねぇ。

「そのへんは個人差の問題なんでしょうけど、風俗ならではのサービスってあるじゃないですか。彼氏彼女だったら普通にエッチしちゃってっていうところだけど、もちろんそれはしないわけだからそれと似たようなことをする…。それはいろいろありますよね。でもそんなことは最初は全然わからなくて、お客さんに教えてもらってる感じでした。その頃に付いたお客さんには申し訳なかったですね。

–前のお店では講習はあったのですか?

「一応一通りの説明はされましたけど、女の子たちに聞いたほうが話が早くて、直接お客さまにサービスをしている人たちだからいろんなパターンを教えてもらいました。お店からも『解らないことは女の子からも聞いて教えてもらって』と言われました。講習ではほぼ口頭で聞いた感じでしたね。」

–1年半の経験の中で一番良かったお客さんは?

「一番って言えるかどうかはわからないけど、『お金を払って呼んでいるのだから何でもありじゃないか!』じゃなくって、私のことをひとりの女の子としてちゃんと大事に、自分の彼女かのように優しく接してくれる方ですね。たとえば、私はホームページを作ったりしてるんですけど、『今日は具合が悪くて』なんて内容を書いてたら、『そんなときはこれがいいよ』なんて体にいいものを持ってきてくださったりとか、『それにはコレが効くよ』ってわざわざ調べて教えてくれたりとか、本当にすごく考えてくださるお客様がいらっしゃって…それはとても嬉しかったですね。サービス以外の部分でも優しくしてくれるお客さんはすごく嬉しいなと思います。」

–逆に嫌なお客さんはどんな人ですか?

「う~ん、そうですね。どの女の子に聞いても同じようなことを言うと思うんですけど、まず第一にお客さんには清潔であってもらいたいですよね。お客さんのほうも女の子がお風呂も入らず汗かいてワ~っと着たら、~なかにはそれが好きな人もいらっしゃるでしょうけど~、基本的には嫌だって思うじゃないですか。それと同じで女の子も『お風呂に入ろう』って言っても『絶対入らない』とか『入ったからいいよ』って言ってるけど、どう見ても汗ダラダラやん』みたいな時とか、あとはちょっと乱暴な方。攻め方とか触り方とかね。そんな方は嫌ですね。」

–濡れてないのに指入れて...なんてのは、よく聞く話ではあるよねぇ。

「そう。そうな感じですね。女の子は多少痛くてもだいたいは我慢するんですよ。それでもコレ以上いくと本当に傷がついて出血したりすると困るので、『ちょっと優しくしてもらってもいいですか?』ってやんわりと言うんですけど、『本当はそれがいいんだろ?』とかいったりして全然聞いてない(苦笑)。」

–イヤヨイヤヨも…なんて言葉もあるからなぁ。

「そうそう。『嫌嫌って言ってても本当はそれがいいくせに』って。女の子が『痛い』とか『もうちょっと優しくして』って、相当痛かったりするときだと思うんですよ。だいたいどの女の子でもある程度までは我慢するので。だからそういうときには本当に痛いんだなと思ってす~って止めてくれたらいいんですけど…。モノには順番もあるから、イキナリかい!!…ってなると、女の子も辛いから。」

–E子さんが一番得意なプレイって何?

「得意ですか? そうですねぇ…お店のホームページには全身リップって書いてありますけど、そんな感じですかね(笑)。必殺技?それは何でしょうかねぇ…。人によって同じような攻め方をしても同じようにいいってわけじゃないんで。『この人に対してはコレが必殺技だ』っていうのは変わってくるから…。誰に対してもコレで一発よ…ってのは、ちょっと思いつきませんね。」

–常連さんが相手だと以心伝心でその人の希望っていうのがわかってくると思うけど、初めて付いたお客さんのツボを見つけ出すコツはありますか?

「とりあえず攻めながら反応を見るくらいしかないかな。たとえばお風呂に入って体を洗ってあげたりするときに、何気なく触ってみて『このへんはくすぐったいからダメなんだよね』とか言われたら、そこは攻めないようにしてみたりとか。ふっと触ったときに『今、ピクっとしたよ』とかあったら、ここは性感帯なのかもしれん…とか。もちろんベッドに移ってからでも、コミュニケーションをとりつつ探していく。ある程度コミュニケーションが取れてきたら、『ここがいいとかここがダメとかあったら言ってね』って探っていきますね。」

–E子さんは自分でホームページを作っているけど、作ってどれくらいになるの?

「1年ちょっとくらいですかね。今のお店に入るちょっと前に作り始めて、本格的に動かし始めたのは今のお店に入ってからです。」

–これはどうやって作ったものなの?

「自分でタグを打ってアップしてって感じです。」

–書式を自分で覚えて? それはすごいね。どうやって書き方を覚えたの?

「本を見つつですね。あとホームページの作り方を紹介しているサイトもありますよね。最初は無料でホームページを作れるサービスを利用していたんです。聞かれたことに答えていけば雛形通りにできますってところで。そこからちょっといじりたくなって壁紙をいじろう…壁紙のタグをいじって、なんてちょっとづつしていったら、気づいたら現在のようなものになっていったんですよ。専用のソフトも使おうかなと思ったんですけど、最近はホームページを大きく変えようとは思ってないので、べつにソフトは買わなくてもいいかな…と。」

–そもそもホームページはどのようなコンセプトで立ち上げたの?

「『同じようなお仕事をしている女の子たちとお友達になって、同じ境遇の子たちとお話がしたい…』っていうので作ったんですよ。最初はですね、パソコンからも見れるけれども携帯専用のホームページだったんです。それで女の子同士でコミュニケーションをとっていたんですけど、やっていくうちに男性の方たちも見てくれるようになって、『どこのお店?』とかの話にもなってきて、どうせしょっちゅう聞かれるしその都度メールで答えるのだったら出しちゃおうと思って、お店の名前も出したんです。今(取材日)現在は見る人が見れば営業ページに見えるだろうし、女の子のお友達から見れば交流ページだろうし。」

–ホームページを作ったことで他のお店の女の子の友達は増えました?

「結構増えましたね。実際に会ってるお友達も結構いますし、全国いろんなところにいるのでメールだけのお友達もいます。ホームページ上だと全国いろんな所のいろんな話がお互いに聞けるし、遠い人達同士だと素直に交流しやすいですね。逆に近すぎるとある意味ライバルになってしまうから仲良くなりづらい面もあるから。」

–これからホームページをどういう方向に広げていきたいと思いますか?

「最近は私もお昼の仕事があるので、以前のような頻繁な更新ができていません。せっかく今たくさんの方が見に来てくださっているので、もうちょっとしっかりやっていかなきゃいけないなと思います。」

 

インタビュー当時はホームページを作る風俗嬢がとても多かった。
今のように写メ日記やTwitterで手軽に情報発信ができる時代ではなかったということもあるが、風俗客の男性に対してより自分の個性や魅力、考えを発信して、少しでも集客に結びつける手段としてホームページを開設しようという考えが強かったのである。


–最後に将来の夢を聞かせてください。

「先ほどお話したやりたいことに向けて、そちらへ重点をおいていきたいですね。もうしばらくはデリヘルのお仕事もしますけど、それと同時にやりたいことをやれるのが一番だと思うので、やっていきたいですね。」

 

E子さんはその後数年この店に在籍し、現在はお店を辞めた。
彼女の作ったホームページも現在は閉鎖されている。
噂では結婚されるタイミングで風俗を引退されたと聞く。
もしかしたらパート感覚でお昼のイベントコンパニオンは続けていて、どこかの会場でバッタリなんてこともあるかもしれない。
幸せな家庭を築けるよう応援したいと思う。

ライター紹介

井原優一郎

岡山県井原市に住む優一郎くんです。

おもいっきり田舎に住んでいますが、
けっこう全国の風俗に詳しいです。

日本各地の風俗事情の解説記事を書いています。

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